畳ができるまで
畳には、職業能力開発促進法の規定に定められ
厚生労働大臣が認可した、1級、2級畳製作技能士の資格がある。
今日は、富士吉田共同職業訓練所にて、畳の技能講習会が行われ、
山梨県畳同業者組合連合会の書記の仕事をしているため、
活動記録写真を撮りに、行ってきた。
富士山の新しいビューポイントを発見。
河口湖の湖面から撮影できる。
ちょうど午後から、晴れ間が見え、富士山に雲が纏わりついている感じがよかった。


包丁と針など。すべて、手作業で畳を縫う。
1級試験は、最高級畳 板入れ畳の作成。
写真のように、畳の角の部分に板を縫い付けていく。

平成18年に、1級技能士の資格を取得したが
その頃の練習を思い出した。
大変だったなー。
みんな頑張れー。
賢い畳の使い方の1つに、「裏返し」がある。
「裏返し」とは、下記の写真のように、畳は使っていると、色が変色し、茶色くなる。
また、擦れたりして、表面の皮が剥けてくる。
この茶色く焼けた、い草を剥がし、裏面をひっくり返し使う方法である。
擦れて茶色くなった表面は、裏側になり、裏面の緑のい草が、表面になる。
昔の人のものを大切に、気持ちよく賢く使う知恵である。

畳が茶色く変色したもの。
均一に焼けている。高級品の証。
畳の良いものと悪いものの見分け方の1つに、均一に茶色く焼けるものと
黒い筋が一杯入って焼けるものの違いがある。
これは、使ってみなければ分からないので、一般の人にはほとんど分からない。
長年経験した畳屋の目利きの1つだ。

アップにすると、その艶がよく分かる。

箪笥など置いてあった場所は、当時のい草の緑色のまま。

ひっくり返すと、綺麗な緑色がでてくる。

畳表をピンと張り、針で留める。

10年以上使った畳表の裏の色。

高級品なので、使ってあるい草の本数も6,000本~7,000本くらい。
下級品は4,000本くらい。
悪いイグサは、除き、良いイグサを選別して使ってあるので、色が均一。
アップにするとよく分かる。

国産のある程度良い畳表を使うと、場所、使い方にも寄るが、
10年使って、「裏返し」をし、しかもこんなに綺麗になる。
そして、また10年。表、裏で計20年も1枚の畳表で使えるだ。
団地の5階から16.5畳の持ち出しをした。
1畳28kgほど。
初仕事にしては、キツかった。(^^;) でも良い汗流しました(^^)

【丈の長さ】

【幅の長さ】
