畳の裏返し
先日、10年経った畳の裏返しをした。
まだ、わたしが、畳の世界に入る前に、父が行った仕事だ。
いい材料を使っているので、とても綺麗に焼けている。
よく畳の良さを表すときに、緑になってよかったと言われるが、
私たち畳職人にとっての畳の良さは、この焼けにある。
なぜなら、良い素材を使っていないと、こういうふうに綺麗には焼けない。
一般の方の場合、5年から10年の経過後の「焼け」の状態を予想をするのは難しいからだ。
使う前に、畳表の良さを見極めるのも、畳職人の目利きの1つだ。

●畳の裏返し後(今まで使っていた畳表を剥がし、その裏をひっくり返し表にすること)

●畳表の表裏
良い畳表は、使ってあるい草の本数が多いため、光を通しにくい、
そのため、10年経っても、ほとんど新品の畳表の緑色をしている。
材料をたくさん使っている良い表だからこその、色合いだ。
ほとんど、表替えの色と同じ。

トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 畳の裏返し
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.tatami-world.com/mt/mt-tb.cgi/205
コメントする